依頼分析について
質量分析室では主に新規合成化合物の精密質量測定を目的とした依頼分析を受け付けています。
依頼分析の概要および料金については、京都大学化学研究所共通機器管理運営小委員会での承認に基づきます。
概要
利用できる方
- 京都大学化学研究所に所属する研究者。
- 京都大学内他部局に所属する研究者。
※ 他部局の方で新規に利用を希望の場合は、化研教職員を通じてお問い合わせください。
※ 学外からの直接のお申込みは受け付けておりません。
所要日数
※ 数日~2週間が目安です。込み具合や測定内容等によって大きく変わります。詳しくは質量分析室までお問い合わせください。
※ 投稿論文のRevision等で至急の場合はご相談ください。
分析料金および精算
※ サンプル単位で課金します。
※ 1サンプルにつき、どの装置でどれだけ測定しても一定額の定額制を原則としています。
※ 依頼者の所属区分によって単価が異なります。
装置
依頼分析で使用する装置は下記の3台です。
3台とも、京都大学宇治地区設備サポート拠点の登録設備となっています。
timsTOF (Bruker)
- 対応イオン化法
- ESI, APCI, APPI
- 分析部
- IMS-QTOF
- 備考
- IMS (イオンモビリティ分析)に対応。
solarix (Bruker)
- 対応イオン化法
- MALDI, ESI, APCI, APPI
- 分析部
- FT-ICR
- 備考
- 大学連携研究設備ネットワーク登録設備。
研究者自身による自己測定が可能。
JMS-MS700V (JEOL)
- 対応イオン化法
- EI, FAB
- 分析部
- Sector
- 備考
- 試料導入は直接導入法のみ(GCなし)